サーキットへの道〜その24〜

=エイミングスポーツ走行会編=


え〜、まずご報告しておきます。
今日、私



コケちゃいました、エヘ。



サーキットで人生初ゴケです。
詳しくは後に書いてありますので、どうぞ。


…………………………


今日は、いつもより少し早めに起床。
寒っ、吐く息が白いぞ。
天気の事は気にしなくていいけど寒さが厳しいかも。
そそくさと着替えを済ませ、車に乗り込みいざ行かん!!
今日の1曲目は矢井田瞳さんの「御堂筋PLANET」で景気づけ。
いや〜、今日みたいに寒いと自走は無理だわ、トランポ買っといてよかった。
サーキットに行くのが4回目ともなると余裕です、もう道も見慣れちゃったさ。
サーキットに到着し、ピット取り。
今日は、NSR250CBR600RRの方とピットを共同で使いました、1人じゃないから寂しくなかったっす。
それでは、バイクの準備開始。
まずは、P-LAPを事務局まで買いに行く、電話ではP-LAPⅡって言ってたけど実物はP-LAPⅢでした。
P-LAPは電池内臓なのでバッテリーから電源取らなくてもいいから取り付けが楽ですわ。
センサーはアンダーカウルにテープで貼り付け。
しかし、P-LAP本体をどこに取り付けよう…。
ステーとか何にも用意してないし、取り付け位置とか考えてなかった、無計画。。。
まぁ、とりあえず本体はタンクにテープで貼り付けて固定しました。

見た目が汚いのは勘弁してやって下さい。



で、ライダースミーティングが終わり、1本目が始まるまでにP-LAPの説明書を熟読。
時間になり、さぁ1本目の走行開始です。
でも、まだ寒い…。
路面温度もタイヤも温まってないので慎重に行く事に決め、コースイン。
そしたら、慣熟走行の1周目で早くも転倒車が…。
この時点でビビリモードに突入です。
フリー走行開始1周目、またもやストレートでバンバン抜かれます、今日はいきなり7台ぐらいに抜かされた…。
その上、前回の走行会は雨だったから、ドライコンディションで走るのは2ヶ月ぶり、走るリズムが掴めません…。
追い討ちをかけるように、岡山国際サーキットゴールラインを通過したらすぐに1コーナーの進入準備をしないといけないのでP-LAPを見る暇がありません…。
まぁ、走行後にまとめてラップタイム確認できるからいっか。
何とか4周目ぐらいから感覚を取り戻し少し攻めれました。
1回目は7周走行しベストタイムは6周目の2分6秒960でした。
リズムを取り戻した4周目が2分10秒だったので、この時点で前回のベスト更新してました。
2本目が始まるまでに当初の予定通りSPユニットを装着。

純正と見た目は変わらないので目印として74ステッカーを貼ってみました。



そうこう作業している間に2本目開始10分前になったので急いで準備を済ませピットレーンに並ぶ、危ない危ないギリギリでしたわ。
2本目は少しペースを上げて走行。
しかし、ほとんどの周のストレートエンドで青旗(速いバイクが後にいるという合図)振られるって、どうなのよ。
リッターバイクはストレート速過ぎ…というか私のバイクが遅すぎるだけだったりして…。
しかも、青旗出たからライン譲ったらバックストレート前のコーナーで抜かしたバイクだったりしてかなり悔しい思いをします。
で、バックストレートで抜かれたからコーナーでまた抜かし返しても、メインストレートで置いてけぼりくらいます、こんなんばっか嫌だ。。。
一応、バックストレートではSPユニットのおかげかメーターの針は180㎞/hを振り切るまでスピード出てんだけどなぁ。
2本目は頑張って攻めたら、左コーナーで膝擦りまくり、右コーナーで爪先擦りまくりでした。
何で右コーナーは爪先を擦るんだろう…?
さらに、右コーナーでは爪先とステップまで擦るようになりました。
特にダブルヘアピンの2個目はゴリゴリです、バンク角足りない…。
2本目は11周走行しベストタイムは9周目の2分3秒994でした。



3本目が始まるまで時間があったので、CBRの方としばし雑談。
何とこの方、CBR600RRに乗る前はRVFに乗っていたらしく違いを聞く事が出来た。
今までCBR600RRは乗りこなすのが難しいバイクというイメージを持ってたんだけど、この方曰く
RVFより乗りやすくて速い、エンジンもなめらかで扱いやすいとの事。
ふむ、何か持ってたイメージと違う、やっぱり実際乗ってた人の意見は参考になるなぁ。
雑談終了後、どうやったらタイムが縮まるか考えてみた。
私の場合はダブルヘアピンの2個目でステップ擦るのが気になる、ステップを擦るとそれ以上は寝かせられないからインに付きたくてもアウトに膨らんじゃうんですよね、ラインが悪いのかも…。
あとは1コーナー、私はちょっとビビリ過ぎかも、もう少し思いっきり飛び込んでみようかな。



さぁ、3本目の開始です。
3本目はもう無我夢中で走りまくりました。
左コーナーでは膝だけじゃなくてステップも擦るようになってしまい、同時にゴリゴリしながらコーナーを駆け抜けます。
集中して走行を続け、気が付けばチェッカーフラッグが振られてました。
それを見て「終わった〜」ってフッと気を抜いてしまった。
そしたら1コーナーに突っ込みすぎてアウトに膨らんだのでイン側にバイクを少し大きく寝かしアクセルをひねった瞬間…。
リアタイヤがスライド、そのままスリップダウンしてしまいグラベルに突入してしまいました。
原因は寝かし過ぎか、アクセル開けすぎか、もしかしたら両方かも、つーか気を抜いてしまったのか1番の原因かも…。
本当に一瞬の事だったからよくわかんない。
すぐにオフィシャルの方が来てくれてバイクを起こし、そのままオフィシャルカーの引くトレーラーでピットへ。
これが俗に言うドナドナ状態ですか…、思ったより乗り心地悪く無かったですね ← のんき
途中オフィシャルの方に
「チェッカー後は追い越し禁止なので無理せずに走行して下さい」
って言われました、すいません……。
まぁ、コケゃったもんはしょうがない、遅かれ早かれいつかはコケるとは思ってたし。
とかいいつつかなりヘコんでるんですけどね……。
幸いな事に私自身は転倒後すぐ立ち上がれたし、バイクもピットに戻ってからエンジンかけたら普通に掛かり、吹け上がりも悪く無かったです。
転倒がハイサイドでバイク大破とかじゃなくて良かった、スリップダウンだからダメージが少なかったのかな。



で、改めて転倒のダメージを確認。
バイクはアンダーカウルの右側に無残な傷が…。

あとは、シートカウルとアッパーカウルに少し傷が入り、ブレーキレバーが削れたぐらい。
ステップも削れてたんだけど、走ってた時に削れたものなのか、転倒で削れたのかよくわかんない。


ツナギは右腕と右腰あたりを擦ったぐらいです。

穴が開いてないのでこのままでまだ使えそう。


で、一番酷いのはブーツ。

右のブーツが削れて穴が開きました…、わずか3回の走行で使用不可になってしまった、すまん。
あと、ヘルメットは無傷、グローブは少し擦り傷が出来た程度でした。
ちなみに、3本目は12周走行しベストが8周目の2分0秒535、もう少しで2分切れてたんだ、惜しい。



私達の走行の後でミニバイクの耐久レースが行われてました。
ルマン式のスタートで、さながら8耐の様でした。
でも、全部見ずに途中で帰りました。
え?何で帰ったかって? 聞かないで…。
いや〜、何がショックってコケたのがチェッカー後だって事ですよ。
マジで情けね〜わ。
やっぱ、いくら速くてもコケちゃ駄目だ、今日痛感しました。。。


帰りは超安全運転で帰りました。
私の中で事故は事故を呼ぶって感覚がありますんで…。
安全運転したので少し時間が掛かったけど無事自宅に到着。
とりあえず、バイクは今度バイク屋さんで点検してもらうために積んだままにしといた。
革ツナギはキツク絞った濡れタオルで砂汚れを拭いときました、痛々しいなぁ。
ブーツは、左側だけ売ってくれる所ないかな…、そんな所ないか……。