サーキットへの道〜その41〜

=ディライト走行会(3回目)編=


はい、行って来ました走行会。
今日も色々ありました…。
まぁ、簡単にまとめると私は無事ですがバイクがちょっと…。
てな具合です。
例のごとく長文になってます。。。
では、どうぞ。



………………

今日は目覚ましをセットした時間より1時間も早く目が覚めてしまった。
だって待ちに待った久々の走行会、ワクワクしすぎて遠足前の子供みたいですよ。
そそくさと準備を済ませ車に乗り込みます。
まずやらないといけないのはETCカードを本体に差し込む事。
う〜ん、今日は走行会以外でもドキドキしますね。
カードを差し込んだらピッって音がして、フロントガラスに貼り付けられたレーダーに黄緑色のランプが点灯。
これでカードを差してるか確認出来るわけね、なるほど。
これは後でわかるんですが、カードを差しっぱなしでエンジン切るとピーって警告音が鳴ります。
カードを忘れないためとはいえ、サービスエリアでエンジン切って休憩するたびに音が鳴るのはちょっと嫌です。。。



今日の1曲目はYUIさんの「Rolling star」イントロのギターが良い。
しかし、この時期になると出発する時間は太陽が昇ってもう明るいね。
暗い時はこっそり出かけてる感があるからワクワクも上乗せされるけど、こうも明るいとちょっと盛り上がりにかけますな。


いつも通り一般道を走り、いよいよETCゲートをくぐる時が来ましたよ。
車をETCレーンに車線変更、すでにちょっと優越感。
グーっと速度を落としバーに近づく。
開くのか?
ホントに開くのか?



前進する車。



近づいてくるバー。



少し不安になってたらピッって音がしてバーがパカッと開きました。
お〜、すげ〜ラク、こりゃ便利、1回使ったら手放せんですね。


その後は順調に車を走らせサーキットまで。
その途中に奇妙な出来事が…。
昼食を買うためにとあるコンビニに立ち寄った時の事。
車を降りて鍵を閉めようとキーレスのボタンを押しても反応なし。
どんだけやっても反応しないから、鍵を差し込んでロックしました。
この時は電池が切れたのかな?
としか思いませんでしたが、サーキットに着いたら普通にキーレスが使えました。
何故?
ここのコンビニは何かの妨害電波でも出てたんじゃないかw


サーキットに到着し、受付を済ませ、バイクの準備に取り掛かります。
スクリーンを付けて、P-LAPも付けてガソリン補充して、テーピングも済ます。
この作業が終わると私のバイクがマシンに変わる時ですね。
なんて言ってみたりしてw
後は、前回1コーナーやダブルヘアピンの2個目でステップを擦ってたのでステップ位置の調整もしました。
何故か擦るのは右コーナーなんだよね。


1本目が始まるまでにどんなバイクがあるのか拝見。
今回はドゥカティの見本市でしたね。
996、998、999、MH、SS等々たくさんいました。
で、噂の彼もいましたよ。
そう、最新の1098
しかも2台、店のバイクだったのかな?
実車を初めて生で見たけどカッコいい!! でも威圧感がありましたね、乗れるもんなら乗ってみろ的なオーラを出してました。
走行中も一際図太い音を出してましたね。
写真を撮ろうかと思ったけど、人のなので止めました。
あとはMVアグスタF4、KTMのデュークもいましたね。
国産だとGSXとCBRが多かった、見た限りではYZFはいなかったなぁ。
中型は私のほかにVFR400(NC30)の方がいました、う〜ん親近感持ちますね。


で、いよいよ始まりますよ1本目。
今日は天気も良いし、気温も高い、いままでで1番良いコンディション。
グローブはめる前に地面を触って路面温度確かめる仕草もしてみた、本格的でしょw
走行が始まる前はいつも緊張してドキドキする。
これは何度経験しても変わらないなぁ。
1本目は久々だから、タイムは気にせず、まずは体を慣らすのと、この前kero4さんにアドバイス頂いたコーナーでアウト側の爪先を開かず踝でホールドする事を心がける事にした。
でも、走り出すと駄目ですね1・2周は意識してたんだけど後は全開走行しちゃった。。。
1本目は前を走るCBR600(たぶんF4i)について行ってみた。
コーナーの速さは同じか私が少し速いぐらいだったけどやっぱ600はストレートが速い。
コーナーで近づいて、ストレートで離されて、またコーナーで追いつく、みたいな事を3周ぐらいしたかな。
後ろに付いてるとホントに相手の走りがよくわかりますよ。
ここのコーナーは私のほうが速いとか、ここのライン取りはあっちの方が上手、とか色々わかっちゃう。
Motogpとかで後に付かれるのを嫌う気持ちがよくわかった。
で、私の方が速いコーナーでCBR600をパスして少しペースを上げてみます。
そして事件は10周目に起きた…。


バックストレート後の右コーナーを立ち上がる時、急にリアがスライド。
そうそう、この前のイメトレ映像にあったような感じでリアが振られたんですよ。
もちろんバイクを倒し込む事は出来ずにそのままグラベルへ直行。
幸い低速だったので転倒する事はなく、コースへ復帰。
この時はアクセル開けすぎたかな、と思ってたんですが、その後も何かリアタイアがズルズル滑る感じが続く。
おかしいなぁ、と思いながら走行を続けてたらその周で時間終了。
異変に気付いたのはピットレーンを走っている時、右太ももに熱いものを感じた。
何とキャッチタンクのフタが外れてホースが下に垂れ下がり、クーラントが飛び散ってます。
バイクを止めたらクーラントが熱くなったエンジンやフレームに当たって蒸発、水蒸気がモクモクってすごい勢いでバイクを包みました。
傍で見てたけど、すごかった。
知らん人が見たらオーバーヒートしたみたいに見えただろうなぁ。

わかりますでしょうか、白い痕が全部クーラントだと思われます、結構出てますね。
後で考えたら立ち上がりでリアが滑ったのは漏れたクーラントに乗ったせいかも。
このままでは走れないので、2本目が始まるまでにフタをはめ、タイラップで根元を締め込みました。
これで大丈夫かな。
漏れたクーラントの分だけ水を補充しエア抜き
何かエア抜きしてたらクーラントがマグマの様にブワッと天高く(嘘、5cmぐらいです)噴出したんですけど。。。
入れる量が多すぎなのかな。
後は、ダブルヘアピンの2個目でまだステップを擦るので再度位置調整。
結局、28ミリBackで32ミリUpの位置に合わせました、これ一番後ろで一番上のポジションです。
ちなみに1本目のベストは2分2秒306
ちったぁマシになりました。
久々だからかもしれないけど、走行後はすごい腕が痺れてた。
最後らへんではクラッチ握る感覚もあまりわからないぐらいまで痺れてた。
ここまで痺れたのは初めて、バイクの振動が増えた、というわけじゃないとは思うけど…。
何か気になります。



作業終了後は栄養補給。
補給するのは勿論レッドブルですよ。

ちょっと宣伝広告風みたいにして撮ってみましたw



では、2本目開始です。
2本目は念のため水温とキャッチタンクの様子を見ながら走行する事に。
メインストレートでキャッチタンクを確認しながら数周走行。
水温計の針がHを差していたのでヤバイかな、と思った周、またしてもバックストレート後の右コーナーでそれは起こった。
ストレート全開からブレーキング、そしてシフトダウンしようとした時









ポン!!









っていう音がしたと思ったらブワッとまたしても水蒸気が吹き出して来た。
今回もそのままグラベルに直行。
で、グラベルに入るとエンジンが止まった、ヤバイか。。。
グラベルで動けないバイクは寝かしておかないといけないので、泣く泣く砂利の上に寝かす。。。
そして私はタイヤバリアまで非難。
虚しく横たわるバイク。
モクモクと噴出する水蒸気。
まるで大転倒したみたいだ…。
そんなことを考えてたら私の近くに転倒車が突っ込んできた、まさか。。。



他のバイクが走行終了した後で、またもドナドナ状態でピットまで…。
転倒してないのにお世話になるとは思わなんだ。



一緒にドナドナされた、転倒した人に話を聞くと「急にリアが滑った」との事
嫌な予感。。。



ピットに戻ると後から一部始終を見ていたという人から話を聞くことができた。
それによると私の撒いたクーラントがコース上に残ってしまったらしい。
そして後から転倒した方はそれに乗ったからだと。
やっぱりか、嫌な予感的中。。。


あぁ、私のせいで転倒させてしまったのは申し訳ない。
しかも、急にクーラントに問題が発生したわけでなく、兆候があっただけに私のミスだ。


転倒した人に謝りに行くと「サーキットで起こった事だから」と笑って話してくれた。
そう言ってもらえると救われます。
ちなみにこの方は3本目も走り、その後も自走で帰られました。
怪我がなくてホントよかった。



私はこの状態で3本目を走るなんてとんでもないのでキャンセル、本日の走行は終了です。
他の方が3本目を走っている時間で原因究明開始です。
最初はまたキャッチタンクが原因だと思い確認するも、問題なさそう。
う〜ん、と思いラジエーターに水を入れてみたら、入れた分だけ地面にだだ漏れしてる。。。
漏れてそうな場所を見てみたらラジエーターホースが裂けてますがな。
うえ〜、何で?
これは、すぐにどうこう出来る問題じゃない、バイク屋さんに持って行かなきゃ手に負えない。
ディライトのスタッフさんも見に来てくれたりして、迷惑かけてすいません。。。




さて、どうせリアのブレーキディスクの交換もしないといけないし、時間を見つけてバイク屋さんに持って行きますかね。
ホース交換だけで済めばいいけど、他の部分まで逝ってたらどうしよう。。。
でも、車に載せ込む時にエンジンは普通に動いたから大丈夫、かなぁ?



私がサーキットに行くと何かしら起こりますね。
トラブルメイカ〜。。。