初レース


はい、NSFで走ってきました2時間耐久。
まずは、お礼を。
今回のレースの事で色々と気に掛けて頂いたcbr3737さん。
隣のピット、同じピットにいた方々。
見に来てくれた方々。
ホントにありがとうございました。


初レースという事で不安だらけしたが、参加台数10台。
内訳は、NSRが5台、TZMが1台、KSRが2台、NS-1が1台、NSFが1台。
4stは私のKSR1台の2台だけでした。
寂しい…。
でも、NS-1がいたのにはビックリしましたね〜。
コーナーでリアがすっごく暴れてましたが。。。


でも、実質走行したのは9台。
台数が少なく、そんなに激しい雰囲気もなく、ピットで皆さんと話できて和やかに走れました。
初めてでこの環境だったのは良かったと思います。
レースの状況などをダラダラと書いてます。
写真も結構撮ったのに、またメモリーカードがおかしくなって消えちゃった…。
写真なしの、文章だけですがよろしければどうぞ↓




初レース、この言葉の重さがカートコースに近づくにつれ大きくなり、緊張が高まります。
到着しピットを確保。
お隣のピットには顔見知りの方がいて、少しホッとしました。
その他の方とも会話をし、かなり気持ちが楽になる。
さらに、cbr3737さんのお知り合いの方が見に来られてて少し用意を手伝ってもらいました。
ありがとうございます。
この方、レースの序盤で帰らないといけないらしい。
ならば、それまでにいいトコ見せとかないといけませんww
変な気合が入りますww


コンディションですが、カートコースに到着した時は、小雨にウエットと最悪。
程なくして雨は止みましたが、路面はウエットのまま。
練習走行までに乾いてくれる事を願いましたが、願いは届かずウエットのままで練習走行開始。
コース上にも所々水溜りが出来ており、怖い思いをしただけでした。


車検は一発合格。
というか、そのままレースに出れるってのが売り文句のNSFなんでね。
購入してした事と言えばワイヤーロックぐらいですよ。
って、この作業もH店がやってくれたのですがww
お世話になってま〜す。


レース本番
今回のレースは、グリッド順にピットロードに整列し、マーシャルの先導でコースイン。
1周回り、ローリングスタートでレース開始です。
私のグリッドは1番。
真っ先にコースインしないといけません。
ピットロードに並んだ時点で心臓はバクバクいってます。
しかし、今日の私は冷静でした ← 自分で言うなww
高鳴る気持ちを抑え、冷静になるよう自分に言い聞かせます。
そうこうしてたら、マーシャルがスタート。
おいおい、まだ精神統一の途中だぞww
慌てて後を追いかけコースイン。
1周回り、メインストレート前でマーシャルが足を出し先に行けと促す。
メインポストにはグリーンフラッグ。
いよいよレーススタートです。


私はグリーンフラッグが見えたら迷う事無くアクセル全開。
不思議な事に、アクセルを全開にした時、一瞬、いや刹那の間、時が止まった様に静かになった。
その後は唸りをあげるNSFのエンジン音が響き渡ります。
猛然と加速し1コーナーへ。
しかし、1コーナーはまだフルウエット。
無理は出来ません、でも、最初ぐらいはどーしてもこの位置を譲りたくないので、タイヤウォーマーとダンロップを信じ飛び込みます。
そして、見事ホールショット!!
心の中で小さくガッツポーズ



そしてこの初ホールショットはノリックに捧げます
実は、ホールショット狙ってたんですよ。
ノリックのこだわったホールショット、気持ち良かった。
ノリックみたいにカッコ良く1コーナーを駆け抜けるのが夢だった。
夢が1つ叶ったよ、ありがとう。


奇跡的に1周目をトップで通過ww
メインストレートで後ろを確認すると速いバイクが2台ついて来てたので、無理はしません。
あっさりコーナーで2台にパスされます。
はい、私の見せ場はこれにて終了ww


3周目にはもう2台に交わされ5番手に。
結局のところ、リザルトを見ると、この4台に交わされて以降は他のバイクに抜かれなかったわけです。
ただ、この4台のレベルが違った。
リザルトでは、1位と2位が同一周回、3位と4位も同一周回。
しかし4位と5位の私は10周もの差がついていた。
正直、この周回差には愕然としました。


特に速さの差が現れたのは序盤でした。
路面はウエットなので、私はバイクを立てたまま自分の体だけをイン側に落として走行。
もちろん、この走りではタイムもそれなりしか出ません。
上位の4台は最初からバイク寝かせて走行してます。
この時点でタイム差は明らかです。
5周目あたりで、早くも私は周回遅れになりました。
みんな速過ぎやって…。


私は密かにレース前、作戦を立ててたのですが急遽変更。
作戦というのは、今回のレースでは1人参加のライダーは3分のピットストップペナルティが課せられる事になってます。
3分と言えば、ドライならペースの速い人で4周ぐらい回れてしまいます。
なので、私は、ペースの遅いと思われる序盤のウエットコンディション中にピットインし、少しでも差を広げないように、と考えていました。
しかし、上位の4台が速いので、無難に1時間でピットインする事に。


序盤はウエットだから何度かリアがズルッってなり、ビビるww
無理せず、最初の1時間は淡々と自分のペースを守り、周回を重ねます。
最初は走るだけでいっぱいいっぱいで、ラインとか考える余裕なし。
とりあえず、乾いている部分をトレースする事しか出来ませんでした。
路面は徐々に乾きだし、1時間経過時点ではほぼドライに。
本来なら、ドライになった残り1時間でスパートをかけるのですが、体力が持たず…。
それでも、速いバイクについていきラインの勉強や、ブレーキングの仕方を学ぶ。
自分でもコーナーのアプローチを変えてみたりと試行錯誤。
2時間もあると色々出来ますなぁww


途中、ペースの遅いバイクに引っかかる事がありまして。
そういえば、このレースは青旗が振られる事なかったな。
で、このバイクを最終コーナーで抜こうと真後ろを走ってたら、手を上げずにピットインするから、危うく追突するとこでした。
さらに、ピットアウトしたバイクがいきなりライン上に入ってきて、これまたヒヤッとしました。
ピットイン・アウト時の最低限のルールはブリーフィングで説明した方が…。


終盤になると、左足がプルプルするし、肩は痛いし、首は痛いしでもうボロボロ。
さらには、頭が走りに集中することすら出来ず「昼ご飯なに食べよ〜」とか「明日の仕事たいぎいな〜」とか余計な事を考え出すしまつww
集中力を保つのは大変です。
走りのリズムも崩れだし、ミスせずに走るのがやっと。
シフトミス、ブレーキングミスも目立ちだしヤバイ感じに。
それでも、踏ん張りひたすら走りつづけます。
そして、待望のチェッカー。
チェッカーが振られた時は嬉しかったな〜。
完走した達成感と、コケなかった安堵感で一気に気が抜けちゃったよ。


レース後は正式結果が出て、表彰式。
最初は3位までしか表彰されない予定だったけど、全員に副賞がありました。
こういう配慮は嬉しいですなぁ。


その後は、昼からカートの耐久レースがあったので、ピットを空けなくてはならずドタバタ。
もう少し、ゆっくりさせてよ…。


今回のレース、ベストラップで見たら私は下から2番目の46秒台。
それでも、真ん中の5位に入れたのは、無転倒・ノートラブルのおかげ。
今回はたくさんの良い経験をしました。
レースって良いもんですね♪