サーキットへの道〜その17の3〜

=走行会初参加編③=


3本目の走行が始まる前に昼食時間、でも食欲がなかったので飲み物だけで済ましました。
その間に行われていたブリヂストン走行会の方の走りを見て走り方の研究。
1コーナーの突っ込みは200m看板の所から腰を右側に傾けて姿勢作りを始めてる、RVFの場合は排気量が少ないからもう少し奥まで行けるとは思うけど200m看板を目安にする事にした。
あとは、好きな左コーナー連続区間のライン取りとか立ち上がりを見た、いや〜上手い人の走り方は参考になるわ。

そんな事してる間にクシタニグッズが貰えるジャンケン大会が始まってた、おいおい、まったく気付かんかったよ。
途中から参加したけど見事に全敗…。


ジャンケン大会の後はいよいよ3本目の走行。
正直2本目まででいい感じで走れてて、3本目はペースを上げて走れると思ってた。
でも、こういう手応えを感じてる時に転倒しやすい「転ばない奴が一番上手い奴だ」の言葉を思い出し、あんまり浮かれないように気をつけた。
3本目になると前を走っているバイクに追い付く事が出来る様になってきた。
でも、あれだね、コーナーの突っ込みで差を詰めて同じ様なスピードとタイミングで立ち上がってもストレートでグーンと引き離される、やっぱ排気量の差は歴然だわ。
苦労してコーナーで縮めた差がストレート1本で意味なくなるのはかなり悔しい。


そう思いながら走ってたら、またもや最終コーナーの立ち上がりからの加速で置いていかれそうになる。
何おう、負けるか!!
と思ってメインストレートをアクセル全開、やっぱ180km/hまでしかでない…。
でも、そんなに離されずについて行けたので1コーナーの突っ込みでインに入り込み抜けた、よし!!
と次の瞬間凍りついた、だって200m看板をとうに過ぎて100m看板も過ぎてた、ヤバイ!!突っ込みすぎと思ってバイクを起こしフルブレーキ、多分タイヤスモーク上がってたと思う。
縁石ギリギリの所で何とか止まる事が出来て事なきを得る、やばいもう少しでグラベルに出て自分が黄旗の原因になる所だった……。


気を取り直して走行を続ける、2つ続く左コーナーを勢い良く抜けてダブルヘアピンの1個目に思い切って飛び込む。
そしたらさぁ、ゴリッって左膝のバンクセンサーを擦った。
うわ、今、膝擦ったぞ、ベリックの目玉マークに傷が〜!! ← そっちを気にするか…。
これが私の人生で初の膝すり体験でした。
でも、右側の膝は擦れません、つま先は擦るんだけどなぁ…。
で、走行しててバックストレートからヘアピンの突っ込みで前のバイクが抜けそうだったので抜いたら、みんなスロー走行。
どうやら黄旗が出てたみたい。
黄旗無視して追い越ししてしまったみたい、ごめんなさい。
3本目のベストタイムは2分18秒57でした。
2本目と比べて3秒の短縮、まあまあかな。

写真は左膝のバンクセンサー、一応、膝擦った痕がついてるでしょ?



そして、最後の4本目。今日の集大成を見せる時だ。
ピットレーンに並ぼうとエンジン掛ける、でもセルがキュルキュルと回るだけでエンジンが掛からない。
え? なにトラブル? セルを何度押してもエンジンに火が入らない。
焦ってたら、999Rに乗ってたお兄さんからキルスイッチがOFFになってたりしないかな」との助言を頂く。
ん? 早速確認、はいOFFになってました…、いつの間に。。。
無事エンジンが掛かりピットレーンに並ぶ事ができた、あぁ、よかった。
4本目になると、前のバイクを結構抜かせるようになってた、400ccでリッターバイクを抜くのって気持ちいいね。
もう最後は走るのが楽しすぎて無我夢中、自走という事も忘れてフルスロットル、帰れなくなっても知らんよ…。
バックストレートで離されても、ヘアピンで追いついてメインストレートで抜くって事も出来た。
でも4本目にもまたもや黄旗が出ているのに気付かず追越しをしてしまった、レースだったらペナルティ課せられるよ。
でも、ちょっとロッシくんの気持ちがわかりました…。


4本目のベストタイムは2分14秒09
最初から比べると8秒短縮。
でも、タイムの基準がわからないからこのタイムはどうなんだろ? まぁたいして速くないですけど…。

写真は4本走り終わった後のリアタイア、ちゃんと両端まで使えてると思いますけど、どうでしょう?