サーキットへの道〜その18〜

=バイク載せ降ろし特訓編=


え〜、今日は1人でトランポにバイクを載せる練習をしました。
え?何?走行会が終わったのに何でそんな事するのかって?


実はもう次の走行会の予定が決まってるんですよ〜。
次は11月6日の月曜日に行われるディライト主催の走行会に出ます。
とはいえ、ディライトは参加受領書とかを返送してくれないので、電話で受付出来たかどうか確認する必要があるんです。
だから今日電話したんですが休みでした…、まっ大丈夫でしょう。


で、そろそろ寒くなってきたし流石に自走はツライ…。
この前も自走で行って、行きは良かったんですが帰りがすんごいしんどい、次の日は仕事にならんかったさ…。
と言うわけで、今度こそはトランポで行ってやろうと決意したわけです。


この前の走行会前に注文したラダーレールは、走行会の次の日に届きました。
今度はラダーレール2本連結作戦でバッチリだ、と思い練習開始。
まずは、バイクのミラーとスクリーンを外す、面倒くさいけど我慢、我慢…。
でも、スクリーンを外すのって結構しんどい、6本のボルトを外すんだけどボルトが小さい。
早速1本落としてどこに行ったかわからなくなった…、買ってこなくちゃ、予備用も大量に…。



トランポの荷台にコンパネを敷いてラダーレールを2本繋げる。
ちなみに2本のラダーレールの繋ぎ目に置く台は新聞紙を束ねて20cmぐらいの高さにした物を用意しました。
2本ラダーレールを繋げたときの長さは2.4mと1.5mなので約4mかなり長いな…。
実際バイクをエンジン掛けずにラダーレールの横を押してみたけど、長さが伸びるとそれだけバランス取る時間が長くなるので難しくなりますね。。。
この案は却下!!



ラダーレール2本連結作戦は諦め、ラダーレールを自分の足場にする作戦に変更。
しかし、荷台が高いので角度が急すぎ1.5mじゃ足場にするには短すぎですわ…誤算。
どうにかできんもんか、と悩んだ末に出した答えはRV-BOXにラダーレール引っ掛けよう、と言うもの。
はい、これ正解。
かなりいい感じに足場が出来ました、写真で説明するのがわかりやすいんですが…撮るの忘れてた。。。



足場が完成したので、いよいよバイクの載せ込み練習開始です。
今回は本当に1人、失敗しても誰も助けてくれません、どうしよ〜。
エンジンかけて乗せるとき少しでも楽にしたいから、クラッチ操作だけで済むようにアイドリングの回転数を3000回転まで上げる、これでアクセル操作はしなくていいと思う。




では、覚悟を決め、行きます!!!
バイクを押しラダーレールに真っ直ぐ乗るように調整しエンジン始動。
クラッチをつなぎバイクがラダーレールの上を走る、それと同じ様に私もラダーレールを上る、ここまではいい感じ



しかし、途中まではクラッチ操作だけで行けたけど途中からはアクセルも開けないと登らなくなった。
1度、ラダーレールの途中でバイクを止めて坂道発進の要領で再度スタート。
でも、半クラ使った坂道発進って久しぶり、大丈夫か…。
気合を入れ、行きます!!!



おりゃ〜。とアクセルを開け、クラッチをつなぐ。











プスン…










エ、エンストしちゃった…。





うお〜っと
両腕にバイクの重さが一気に掛かる、こりゃ、やべ〜。
とっさにブレーキレバーを握り、後に下がるのは食い止めた、でも重い〜。



どうにかバイクを支え、一度ラダーレールから地面に降ろす。
いや〜人間ピンチになったら意外と力が出るもんですな、危機一髪でした。
でも、今ので大体の要領は掴めたぞ。



気を取り直し、再度挑戦。
うりゃ〜!!!
うりゃ〜!
うりゃ〜
りゃ〜
りゃ〜





























載りました。
意外なほどアッサリ。
自分が一番ビックリ。
やっぱりスクリーン外すと楽ですね、屋根に当たらない事がわかってるから勢い付けれるもん。




と言う事で、お次は否応なしにバイクを降ろす練習に突入。
ブレーキレバーの握り加減を調整しラダーレールに車輪が乗っていることを確認しながら降ろす。
しかし、ラダーレールの残り30cmの所で後輪が脱落…ピンチ。。。。。
自分では真っ直ぐ降ろしてたつもりなのに何で?
さぁ!! どうする私。


仕方がないのでそのまま前輪もラダーレールから落とす事にした、何とかなるべ ← 投げやり



ドスン!!




と鈍い音がしたけど、無事前輪着地、流石は倒立フォークよく衝撃に耐えた ← 間違い
あ〜、嫌な汗かいたけど無事でよかった。
その後3回ほど載せ降ろしの練習をしました、いや〜結構慣れましたよ、これで安心だわ。
載せる時にエンストはしますけど…。




載せる事ができるようになったので、バイクを固定し試走にGO。
しかし、段差を超えるとバイクが揺れるので途中でタイダウンを締め増し。
ここで、ちょっと冒険。
線路を走ってみるとどうなるかという考えが浮かぶ ← 無謀…。
で、実戦。
バイクがこれでもかっていうぐらい揺れる揺れる、やばいわ。
タイダウンは本当に力一杯引っ張ってから固定しないと駄目ですね、勉強になります。



トランポに乗せて行けるという事で、バイクの燃費を気にしなくても良くなった。
じゃぁ、ハイオク使用になるので迷っていたリミッター解除しちまうか。
そのままの足でいつものバイク屋さんへ。

私:「すいません、HRCのSPユニットが欲しいんですけど」

バイク屋さん:「あ〜、すいません、HRCのパーツはナンバー登録されてるバイクに対しては取り寄せできないんですよ、レース専用部品なので…。」
「えぇ!! サーキット走る時にしか使わないっていう事でも駄目です?」
「すいません、色々と規制があるので…」

だってさ。
はぁ〜色々と事情があるんですなぁ、しゃ〜ないネット通販で買うか。
と言う事で、リミッター解除は次回へ持ち越し、って走行会までに通販で間に合うかなぁ、この前の事もあるし…。
まぁ、今日は一人でバイクを載せ降ろし出来るようになっただけで満足。
これで帰りの心配をしないでサーキットを走れるぞ。
よーし。待ってろよ、岡山国際サーキット!!!