サーキットへの道〜その74〜


=打ちのめされました…編=


はい、はい、行ってきましたAMスポーツさんの走行会&石川朋之スクール。
はぁ〜ぁ………。


……………



今朝は走行会前に会員枠を走るためいつもより早めに出発です。
今日の1曲目はDOPING PANDAの「I'll be there」
カッコ良い曲です。


かなり早めに着いたと思ったけど、すでに他の方々が結構来られてまして、少々驚きです。
まずは、バイクの準備。
カウルなしなのでP-LAPを固定するのに手間取りました。
今日はいつもと雰囲気が違いますよ。

RVFってネイキッドにしてもカッコ良いねww


時間が来たので会員枠の走行へ。
この枠は前回転倒しているので心と体のリハビリのつもりで走ります。
コースインすると前回感じたような不安定さやフワフワ感はなく、安定しています。
これなら、いけるんじゃね、と思ったのですが。
やっぱり接地感がない…。
さらに、走る前までは転倒の影響なんてないと思ってた。
でも、走り出すと寝かせられない。
バイクは安定しているのに、またコケるんじゃないかと思い怖くて寝かせられない。
さらに、立ち上がりでアクセルも開けられない。
どうしょうもねぇヘタレだな…。
こうなったらしょうがないので無理せずタイムも2分4秒ぐらいでマイペースに走行。
まぁ、バイクに安定感が出ただけ良しとします。


走行が終わりピットに戻るとcbr3737さん到着。
実際に会うのは久々です。
その後で、会員枠のピットをウロウロしていたら、とある方に遭遇。
はい、この方↓

須磨貞仁さんです。
Motogp125ccクラスにスポット参戦したことあるのでご存じの方もいると思います。
今年は全日本ST600にスポット参戦し、先日の8耐にも参戦した方です。
今回、ちょっとした縁でお会いしたわけです。
いや〜、私にも気さくに話をしてくれて嬉しかったですね〜。
ちなみに岡国でのベストは1分36秒台との事、やっぱ速いなぁ。
次の全日本・筑波に参戦されるとの事なので応援しまっせ〜。


ミーテイングの後はいよいよ走行会枠1本目です。
と、その前に。
cbr3737さんからコレ↓頂きました。

あぁ、愛しのREDBULL
もうね、私の近所のコンビニじゃ見かけなくなってたので飲みたかったんですよ〜。
cbr3737さん、あるがとうございました。


時間が来たので走行1本目。
さっき1本走ってヘタレさがわかってたので、この走行も無理しないことを心掛けピットアウト。
そしたらね、さっき感じれなかった接地感を感じる。
バイクが安定した上に接地感を感じるとなればいける。
でも、怖くて寝かせられない。
どうしても、タイヤが滑ってしまうイメージが拭い切れない。
どんだけヘタレやねん…。
この枠もタイムが2分4秒から5秒で周回、今日の限界はこの辺だな。


走行後にcbr3737さんから「前とフォームが違う、怖いって感じがフォームにも現われてる」と指摘されました。
私は普段通りのフォームで走ってるつもりだったのですが、客観的に見たらそうだったのか、と。
これは、ドツボにハマったか?


1本目のあとは石川さんの座学。
最初は座学が1時間って長いなぁ、と思ってたのですが。
いざ始まってみると、1時間があっという間に終わってしまった。
もう少し長くてもいいかも、なんて思ったりもしたww
この座学中に石川さんが
「ライテクの知識を得るのもいいけど、とりあえずは自分が気持ち良いと思う走りをするのが1番」
と言ってくれまして、気持ちがスッと楽になりました。
そうか、そうだよな。
速い人の言う事はそれだけ高度で、私ぐらいのレベルじゃ実践できないことが多い。
とりあえずは自分の走りをする事に決めました。


で、2本目。
2本目は石川さんの先導走行付き。
私は参加者の中で唯一の中型(寂しい…)
なので、先導走行は最後。
途中でピットインの合図があったらピットに戻る手筈で走行開始。
1本目でバイクは良い感じだったので、そのつもりでピットアウト。
しかし…。
しかしですよ…。
またもや接地感がわからね〜。
さっきまで感じられてたのに、何故だ?
こりゃ、確実に私に問題アリだな……。
怖くて寝かせられない上に接地感を感じれない、さらに自分の走りが出来てない。
もう、どうしろと?
しかも、2本目はペースの遅いバイクを抜くのに手間取ったり、やたらと青旗振られて後ろ気になったりでもうグチャグチャ。
タイムも2分10秒すら切れてない…。
そんな状態でも走り続けてたらピットインの合図が。
ピットインしピットロードまで来ると
走行終了のチェッカーが振られてますがな…。
あはは、もう笑うしかねぇ。
でも、内心「助かった…」って思った。
今みたいな状況で先導してもらっても何一つ吸収できないもん。
走行後に石川さんが私のピットにわざわざ来てくださいまして、良い人や。
3本目の最初に先導してくれるとの事。
この状況を打開しようとcbr3737さんが色々とアドバイスをしてくれたのですが、今日はどんな事をしてもダメな気がしてきた…。
もう、こう思う時点で終わってます。


で、3本目。
1周目から先導してくれたのですが、私はついていけません…。
状況は2本目とまったく変わらず、最悪です。
3周ほど先導してもらいピットでアドバイスを頂きました。
「上半身にかなり力が入ってる」と…。
えぇ、走るのが怖くて力んじゃってるんですよね。。。
でも、挫けません。
再度コ−スインし走行を続けます。
今度は意識的に上半身から力を抜きます。
しかし…。
今度は自分でもわかるぐらいフォームが崩れてる…。
頭で思い描いているイメージに体がまったくついてこない。
自分でも「あ〜、変なフォームで走ってんなぁ」ってわかる。
走り続けようか、止めようか、すごく悩んだけどこの周でピットイン。
もう、心が折れました…。


今日は、まったく自分の走りが出来なかった。
てか、自分の走りがわからなくなった。
自分の技量のなさをまざまざと見せつけられた。
技量がないのに速く走ろうと無理するから怖くなる。
悪循環極まりない。
情けない。
悔しい。


でも、こればっかりは自分でどうにかするしかない。
また、走りに行きます。


今日は色々と疲れました…。
よくよく思い返せば、サーキットで楽しく走った回数より、打ちのめされた回数の方がはるかに多い。
毎回が勉強です。
ツライ…。